2月12日(金曜日)の朝霧パフォーマンスセンター
今日の予報は曇りで太陽はでない感じでしたが、エマグラムを見ると減率が良くて高く上がれそう。朝はしっかりミーティングをしてから少しゆっくりテイクオフにあがりました。11:00前からフライトし始めましたが、まだ上昇も弱く稜線をトップアウトできたのは数名でした。降りてしまった方は2本目に上がり再びフライト。 12:00過ぎにはいい上昇風がありみんなで天子、養毛と往復してました。
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今日のポイントは弱い上昇風の中でいかに効率よく旋回するかでした。朝霧は強くてコアの小さいサーマルが立ち上っているイメージですが、今日は曇りで日射は少なく、上昇風ができるのは山に風が当たって上昇するのがほとんどでした。減率がいいからそれでもしっかり上昇できるのですが、そんなときの上昇風は弱くぼんやりしたものです。上昇率はだいたい0.5~1.5m/s位。コアで小さく回す意識を持っているとブレークコードを引きすぎて滑空比が悪くなりなかなか上には上がれません。
今日のようなコンディションの時はブレークをあまり引かないようにして、いつもよりも大きく旋回してみます。そうするとグライダーの滑空比は良くなり、弱い上昇風の中でも上がれるようになります。一気に上げようとするのではなく、ちょっとずつ上昇するように心がけてみましょう。ブレークコードの引く量でいうと+2~3m/sのサーマルにいるときよりも5㎝~10㎝程引く量は少なくなります。いつも同じ旋回半径で飛ぶのではなく、サーマルの強さや大きさに合わせて効率よく飛べるようになりましょう。
![](https://aerotact-airheart.net/archives/001/202102/c9dcb556e8b95694fe1644790beef5af0b7b132b9386697ac66cd8ea68ffd156.jpg)
明日も今日と似たようなコンディションになりそうです。
皆様のご来場をお待ちしております。
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