APPI Tandem Pro Workshop
ベトナムのニャチャンにてAPPIのタンデムプロワークショップを開催しました。急きょの開催でしたが、全国から26名のタンデムパイロットが参加、ここベトナムも35℃超えの高温の毎日でしたがみなさん6日間、最後まで頑張りました。
毎日の講習を通じてみなさんにお伝えしたのは、タンデムはお客さんのフライトであること”Passenger is first" パイロットは飛んであげているという意識ではダメですし、パイロットが自分本位でフライトすることもあってはなりません。常にお客さんの安全、楽しさを最優先にフライトすることが大切です。知識と技術を伝えるだけであれば、オンラインでの講習でも行えるのでしょうが、これらは講師陣が熱をもって話をしないと伝わらないと思っています。
一週間の講習はまずは3日間の机上講習から始まりました。機材、気象学、法規、フライトテクニック、航空力学。リスクおよびエモーションコントロール・・・。
グライダーチェックやパラシュートリパックの専門家がいない国では、自分の道具は自分で確実にメンテナンスをする必要があります。道具が安全に使用できる状態でないと、実技練習を行うこともできません。
エアコンのない環境下での学科講習でしたので、午後の部は特に大変でしたが、質疑応答は数多く行われ、みなさん積極的に講習に参加されていました。
後半はフライトコンディションに恵まれ、朝の机上講習、お昼前からの実技、実技後のフィードバックと予定通りの内容を行うことができました。
今回は検定会まで行うことはできませんでしたが、今回の課題をみなさん持ち帰えり、この秋もしくは冬に検定会を行う予定です。
ご参加ありがとうございました。パッセンジャーのために何ができるかを常に考え、技術・知識とも磨いていきましょう。







